リーディングが英語力を劇的にを伸ばす

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リーディング・トレーニングのメリット

読むという積極性

英語トレーニングの中でもリーディングは学習の仕方によってとても効果的なトレーニングになります。まずリーディングのメリットはなんでしょうか?

 

人間は本を読むときはかなり意識的に「よむ」という行為をしなければなりません。積極的な関わりが強いのですね。

 

たとえば、音楽などを聴きながら仕事ができるとおもいます。実際、自営業の方などは音楽を聴きながら仕事をする方も多いと思います。

 

しかし、読書はどうでしょうか?読書しながら、仕事ができるでしょうか?

 

無理ですよね。

 

流し読みということばもありますが、流し読みにしたって、読書スピードを速めるだけであって読書している間は「読む」という行為に集中しているはずです。

 

逆に「聞き流し」ならば、他のことをすることが前提の言葉ですよね。「聞き流し」ながら、料理をつくるなど「聞く」という行為に集中する必要はないわけです。

 

まさに、この「読む」という行為の積極性が英語力上昇に役立ってくれるのです。

 

リスニングをするときは、自動的に聞こえてくる音を受動的に聞き流すということができますが、

 

リーディングは、自ら積極的に文字を追っていかなければなりません。その分、英語に対して意識を振り向けることができて、英語になれることができるのです。

 

音速を超えた理解

また、リーディングは音読のスピードを超えて、英語を理解するトレーニングになります。これは、リーディングにしかないものです。

 

英語でスムーズにコミュニケーションできるということは、英語をその話されるスピードよりも早く理解しているということです。

 

相手の話している内容を聴きながら、相手の意見を評価して、それについての自分の意見を整理し、次に何を言うか考えておかなければなりません。

 

そのためには、通常のスピードの数倍以上では内容を理解していなければならないということです。

 

試しに日本語で音声を2倍速、3倍速にして聞いてもらえばわかるとおもいますが、スピードを上げてもちゃんと理解できると思います。

 

その程度の余裕がなければスムーズに言語は使えこなせないんですね。

 

そこで、そのような理解スピードを手に入れるためにリーディングがとっても有効なんです。そもそも「読む」スピードは話されるスピードよりずっと早い。

 

通常の人でも、2倍速、3倍速で読書しているわけです。英語においてもしゃべるスピードよりも早く理解する力をつけるにはリーディングを鍛えていくことが有効なわけです。

 

初めは話されるスピードで読めるようになってから、どんどんスピードを速めていってください。

 

このとき、全てを理解しようとしなくて結構です。分かるところだけをつなげてどんどんスピードを上げていく。

 

そうすることでスピードに慣れていって英語の理解能力が上がっていきます。リーディング力だけでなくて、英語の総合的な力が上がることを実感できるでしょう。

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