英会話トレーニングの重要性
頑張って英語を勉強しているのだが、一定レベルに達した後、どうも頭打ちになってしまっているという方も多いと思います。
原因はさまざまあると思いますが、おそらくその一番の原因は英語のアウトプットのトレーニングが決定的に不足しているということなのではないでしょうか?
そういうと、「アウトプットなら、音読やシャドーイングをしているよ」といわれる方もいらっしゃるかとおもいますが、声を出す=アウトプットではありません。
アウトプットトレーニングとは、ゼロから自分の頭のみで英語を作り出すトレーニングです。
わたしたちが母語を話す時も、台本があってそれに沿って会話をしているのではないと思います。状況合わせて出すべき言葉を自分の頭で考えてしゃべっているのです。実はこのアウトプットトレーニングこそ英語力を劇的に飛躍させる方法なのです。
たとえば2,3カ月で英会話をマスターしたという話を聞くケースや、または身近でもつい数カ月前は全然日本語がしゃべれない留学生が、発音や表現の稚拙さはあれど日本語で流暢にコミュニケーションを取っているという現場を見ることがある方もいらっしゃると思います。
これはまさに最低限の語学力をもとにひたすらアウトプットのトレーニング(会話)を実践したからにほかなりません。
「英会話をするにはまず相手のいうことを理解しなければ・・・」
(だから、まずはリスニングだ!)
「英会話をするにはまずしっかり語彙力をつけてからにしなければ・・・」
(だから、まずは英単語だ!)
とまあこんな感じに英会話のトレーニングを避けている方も多いのですよね。
もちろん、それらの考え方が間違えっているとは言いません。基本単語力がなければそもそも会話になりませんし、相手のいうことが分からなければこれまた会話にならないのです。
しかし、だからといってアウトプットのトレーニングを避けることは英語上達スピードに自らブレーキをかけてしまうようなものです。
英会話の効果
アウトプットすることで基本語彙力の使い方になれることができます。。そもそも英語の80%以上はこの基本語彙力で発信されているわけですから、この基本語彙力になれることでリスニング、リーディング、ライティングと総合的に英語力をアップさせることができるのです。
特にアウトプットによって自ら英語を生み出していくことを続けていると、リスニング力が飛躍的に向上します。アウトプットをすることで英語のしくみや考え方が頭に自然と叩き込まれるのです。
留学生などが2,3カ月程度の短い時間で、日常会話を聴きとることにはさほど苦労しなくなる方がいるのはこのためなのです。
もちろん、留学しただけで、部屋に引きこもっていたり、同国人同士で固まっていたりと自ら積極的にアウトプットをしないと英語環境に言っても上達はしませんが。
「リスニングがなかなかできるようにならない」と嘆いている方が陥っている原因はここにあります。
リスニングのトレーニングだけでリスニング力を向上させようと思っているところに問題があるのです。
アウトプットを基軸に据えて英語の学習にとりくんでいただければ英語力は短期間で飛躍的に向上するのです。
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