リスニング 徹底攻略!英語リスニング攻略への道

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リスニング学習法 概括

多くの英語学習者の壁となっているのがリスニングです。英語マスターのための一つの山といっても過言ではないでしょう。

 

常に日本語に訳すことを強いられてきた英語教育を受けた方なら猶更でしょう。リスニングでは、はっきりいって日本語に英語を直して理解する時間はないのです。

 

英語の音に慣れていない、スピードについていけないと課題は山積ですが、ひとつづつ克服していくことで確実に上達することができます。

 

リスニングを攻略するポイントは、以下の通りです。楽な道はありませんが、しっかりした戦略を立てて取り組むことで必ず攻略できると思います。

 

@発音のトレーニングをする

 

A生の英語を聴きまくる

 

B多読

 

@発音のトレーニングをする
英語には、日本語にはない音がたくさんあります。母音だけで16個あるといわれています。日本語では5つですよね。人間は、未知の音素を聴いた時、自分の中にある音に置き換えて理解する傾向にあります。母音の例でいえば、16個の母音を「あ、い、う、え、お」に置き換えて認識してしまうということです。それでは、なかなか頭に英語を聴きとる回路が構築されないのです。

 

まずは、英語の音をそれぞれしっかり認識するための枠組みを頭の中に作っておかなければなりません。そして、それには発音トレーニングが効果的です。毎日少しずつでもトレーニングをすることで確実に英語を認識する枠組みが出来上がります。そのあとでたくさんの英語にふれれば飛躍的に英語の聞き取り能力が高まるでしょう。

 

A生の英語を聴きまくる
リスニング能力を強化するために多聴が欠かせません。ネイティブの赤ちゃんは、英語を話しだすために2000時間ちかく英語にふれるといいます。

 

これは大人である私たちも実践する必要があります。もちろん、机に座って集中してリスニング2000時間というとうんざりしますが、通勤通学の時間など移動時間で聞き流すだけでも効果があります。リスニング力アップにと量をこなすことは忘れないでください。

 

またリスニング力をアップさせるためには、なるべく生の早い英語を聴くことも重要です。教材を選ぶ際もなるべく生の英語が収録してあるような教材を選びましょう。またリスニング教材は、英語教材だけではありません。英語、ドラマ、ニュースなど生の英語を積極的に学習の中に取り入れてください。

 

B多読
リスニング力をアップさせるために多読が効果的です。リスニングでは聴けないところを聞き流してしまいますが、リーディングの場合、当たり前ですが、すべての単語を見ることができるのでそれを避けることができます。つまり、リスニングとは、見えない文字を読んでいるようなものです。読んで分からない文章は、聴いても分かりません。見えない文字を読むためにもしっかり見える文字を読めるようにすることが効果的なのです。

リスニング 徹底攻略!英語リスニング攻略への道記事一覧

リスニング上達するために、効果なのが、英語発音トレーニングをすることです。そもそも英語と日本語の発音法は大きく異なります。そのため発声される音も異なってくるのです。人間は自分の頭にある言語回路を使って音声を認識していますが、人間の耳から未知の音を聴くとき、自分の中にある回路に転換して音を認識する傾向があるようです。有名な話でが、アメリカ人は鶏のなく声を「クックドゥードゥルドゥ」と認識するとか。日本...

この章では、リスニング学習へスムーズに入っていくトレーニングを紹介します。まず、一冊リスニング教材を手に入れます。1,2分くらいの音源の文のスクリプトを読んで、未知の単語を調べておきます。また英語構文なども日本語と照らし合わせて解明しておきましょう。後は、音声について繰り返し音読していくだけです。それで20回くらい音読したら次に行くといった感じで一冊終わらせます。最初の10回は日本語を思い浮かべな...

サウンドトレーニングとは日本語と英語の周波数のちがいに注目して、英語の周波数に耳を慣らすトレーニングです。日本語の周波数が1000ヘルツ以下なのに対して、英語の周波数は2000ヘルツ以上と日本語と英語では、周波数が交わることがない遠く離れた言語だといわれています。だから通常、日本人が異なる周波数である英語を聴いても、英語本来の音を聴きとらずに、日本語に近い音に置き換えてしまうという現象が生じます。...

準備編の発音トレーニングはいかがだったでしょうか?これより英語リスニング実践編に移っていきます。リスニングに効果的な学習法が「聞き流し」です。このときなるべく英語教材用にゆっくりした英語ではなく生の早い英語を聴くことをお勧めします。そうすることで英語のリズムなどが身に付きます。もちろん、「英語は聞き流しでは身に付かない」という英語学習論を主張している方が多数いらっしゃいます。しかし、これは極論だと...

聞き流しはバックミュージックのように英語を聴いていくのに対して、精聴は神経を集中して英語の音を聴いていきます。基本的にはヘッドフォンを使います。できれば目をつぶり英語に集中しましょう。素材は聞き流しで使っているものを使うようにすると効果的です。時間は30分から1時間をとっていければいいと思います。忙しい時は10分でも精聴をすると効果があがります。精聴をするときの注意点は、英語の音やリズムを聴くこと...

これはかなり効果の実感できるトレーニングです。リプロダクションとは、ある一定の英語を聴いてから、そのあとでまねて発音するというものです。ちなみにシャードーイングとは違います。シャドーイングは英語のすぐ後につづいて発音していくのに対して、リプロダクションは、たとえば一文を聴き終わってから、音声を再生するものです。このトレーニングは英語の音声を一語一語でとらえるのではなく、英語の音のカタマリをそのまま...

ディクテーションとは音声を聴いて音声のみをたよりに英語を書き取るトレーニング法なります。不思議と書き取ろうとして聞いていくと音がはっきり聞こえてきます。聞き取り能力上達効果は、シャドーイング<リプロダクション<ディクテーションの順になりますが、同時にトレーニングが大変になっていきます。通常の精神力ですと一日10分程度が限度だと思います。ただ毎日続ければ効果は絶大ですので数分でもディクテーションに時...

リスニングのトレーニングをしていると百回以上繰り返し聞いた音声がでてくると思います。そういう音源をそのままにしていてはもったいないです。擦り切れたほど聞いた音源は仕上げとして、音読教材として活用しましょう。これによって、音声をより頭にすりこむことができます。(※1)まず、音声のスクリプトを手に入れて分からない単語などは辞書で調べましょう。また日本語訳なども参考にしながら意味を把握します。これによっ...

その名の通り文章を全部暗唱してしまうことです。非常に効果があるリスニング学習法です。完全に英語音声のパターンを頭にインプットできます。ただし、最初から暗唱しようとしないこと。あくまで、聞き流し→精聴→リプロダクション+ディクテーション+音読で聞きこんだ音声を暗唱しましょう。1時間くらいの音源から10分くらいをセレクトして暗唱しましょう。たくさんの英文を暗唱する必要はありません。ネイティブの会話を1...

リスニング学習の一つのモデルを紹介しようと思います。参考にしてみてください。@発音トレーニングまずは発音のトレーニングをする。フォネティックスを全般を4,5時間で理解して、あとは毎日10分程度発音のトレーニングをする。A英語を塊でとらえるある程度フォネティックスが把握できたら、今度は英語を塊のまま理解するトレーニングをする。とくに短文を使ってリプロダクションのトレーニングを取り入れるといい。Bサウ...