リスニング攻略STEP7(実践編)〜ディクテーション

MENU

ディクテーション

ディクテーションとは音声を聴いて音声のみをたよりに英語を書き取トレーニング法なります。不思議と書き取ろうとして聞いていくと音がはっきり聞こえてきます。

 

聞き取り能力上達効果は、シャドーイング<リプロダクション<ディクテーションの順になりますが、同時にトレーニングが大変になっていきます。

 

通常の精神力ですと一日10分程度が限度だと思います。ただ毎日続ければ効果は絶大ですので数分でもディクテーションに時間を割くことをお勧めします。

 

始めは、フレーズ集のような音声でディクテーションするといいでしょう。一文一文ポーズが入りますし、書き取りやすいです。なるべく一文または一定の長さを聞いてから書き取るようにするとより効果的です。

 

それが終わったら、聞き流し等で聞きこんだ教材を使って長めの音声にも挑戦していきましょう。新たな音源を使うより、聞きこんだ音源を使ったほうが、より苦手な音が浮かび上がってきて効果的です。

 

始めは書き取っていくのが困難だとおもいますので、再生プレーヤーの2点リピートなどを利用すると便利です。(gomplayerなどで出来ます) 

 

ディクテーションはかなり大変ですので、少しずつでも毎日続けるを目標にして頑張るのがいいと思います。また学習の始めの段階ではディクテーションには手を出さずに聞き流し、シャドーイング等に徹したほうが効果的です。

 

学習が進んだ段階で徐々にディクテーションも取り入れるという形でいいと思います。

ディクテーションおススメ教材

ディクテーションといってもいきなり通常の英会話の音声をディクテーションしていくのはかなりしんどいので、一文一文英文が読み上げられるフレーズ集などを使って準備運動をしていくことをおススメします。

 

そこでおススメなのが、「ネイティブスピード」です。

 

ネイティブスピードの中の最初の150の例文をまずディクテーションしてみます。一文一文ポーズが入ってますし、同じ英文が繰り返しリピートされますので、ディクテーションがかなりやりやすいはずです。

 

そのあとで後についている1分程度の英語音声もディクテーションしていきましょう。できればすべての音声をディクテーションしてみることをお勧めします。

 

もともと生の英語を聞き取れるように設計された教材ですから、その教材でディクテーションすれば効果は高いでしょう。

 

「ネイティブスピード」でディクテーションの土台を作ったら、今度は「スーパーエルマー」を使って磨きを書けます。

 

スーパーエルマーのskip編の音声は、英文を一定の長さで区切って、ポーズ(無音の時間)が注入されているため、ディクテーションには最適です。英語音声もアメリカのニュース番組CBSの音声を使ってますので腰を据えて取り組むにはやりごたえがありますね。

 

繰り返しますが、ディクテーションはかなり集中力と労力を伴うトレーニングですので無理をしない範囲で行ってください。一日5分でも10分でもいいと思います。

 

その代わり毎日行えば、5分、10分のトレーニングでも劇的に英語力がついてきます。それほど効果が高いトレーングですので積極的に学習に取り入れてくださいね。

 

おススメ教材

@「ネイティブスピード
ネイティブが発音するスピードを聞き取るための教材。ハイスピード→ロースピードとスピードを変えて読まれるためディクテーション入門にはうってつけ。

 

A「スーパーエルマー
CNNを素材にした本格的英語教材。教材内のSTEP音声を使えば、英語→ポーズと書きとるための時間が用意されるのでディクテーションにはもってこい。

 

ディクテーション 音読仕上げへ(続きを読む)

リスニング攻略STEP7(実践編)〜ディクテーション関連ページ

STEP1 発音
英語の発音トレーニングは、リスニングを攻略するための基礎です。しっかり基礎を固めてからリスニングのトレーニングを行いましょう!
STEP2 音読
リスニングの初期段階で英語のリズムや順序に慣れるために音読をすることが効果的です。
STEP3 サウンドトレーニング
英語と日本語では音の周波数が異なります。ここに英語リスニングの難しさがあるのです。いち早く英語の周波数なれれば上達度もアップします。
STEP4 聞き流し
リスニングの基本は英語を聞いて聞いて聞きまくることです。聞き流しでいいのでたくさんの英語を聞きこみましょう。
STEP5 精聴
聞き流しと並行して英語の音に集中してリスニングを行う精聴を行うことがリスニング上達に効果的です。
STEP6 リプロダクション
リスニングの上達には英語の音を頭のなかで保持してからリピートするリプロダクションというトレーニングが有効です。
STEP8 音読仕上げ
リスニングトレーニングの仕上げに音読を活用しましょう。擦り切れるほど聞いた音源を使い繰り返し音読します。
STEP9 暗唱
リスニングの仕上げとして10分程度の英文を完全に暗唱することが効果的です。
リスニング攻略 まとめ
リスニング準備編から実践編までのまとめです。目次に使ってください。