英語の発音トレーニングの重要性について
どうしても英語のヒアリングができない・・・
上記のような悩みは多くの英語学習者には共通の悩みなのではないでしょうか？では英語が聞き取れない原因はどこにあるのでしょうか？単語がわからないから、文法がわからないから、表現をしらないから・・などなどたくさんの理由があるでしょう。
しかし、ここで注目したいのは、発音です。そもそも人間は発音できない音は聞き取れないといいます。そして英語には日本語にはない音がたくさんあり、とくに母音は、日本語では5つしかないのに、英語ではだいたい15個もあるのです！
また、日本語では子音と母音をセットにして話す特徴があるのに対して、英語は子音に母音を通常つけず独立して発音されます。日本人は子音を単独で認識することに慣れてないのです。
さらに英語と日本語では周波数がまったく違います。英語では12000ヘルツ、日本語は1000ヘルツ以下・・・英語のような高周波数の音を認識するための力が、日本語に慣れた私たちにはあまりありません。
上記のような理由から、日本人が、英語を聞き取れないのはある意味必然ともいえるでしょう。
では、日本人が英語を聞き取るのはなにが効果的な学習でしょうか？それは発音トレーニングです。日本人が日本語とは違う周波数を聞き分け、日本語にはない音を認識するには発音トレーニングが一番です。
まずは自分で発音できるようになること、そうすることで脳に音を認識させる下地を植え付けるのです。
発音トレーニングを進めてみるとわかるのですが、徐々に英語の音がはっきり聞こえてきます。最初は子音の空気のすれる音などが認識できるようになってきます。そして徐々に母音が聞き分けられるようになります。そのうちLとRの音も聞き分けられるようになります。
そういう下地を作ったうえで、単語だったりフレーズだったりを増やしていけばどんどん英語が聞き取れます。闇雲に単語を覚えてもなかなか聞き取れるようにはなりません。
まとめ 日本人が英語を聞き取れないわけ
・英語には、日本語よりも多様な音がある。
・日本語は、子音＋母音だが、英語は、子音単独で使われる。
・日本語と英語では音の周波数が全く違う。
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