リスニング攻略の基礎は聞き込みにあり
リスニングセクションの攻略は受験者が最初につまずく一つの壁です。
問題をやろうにもそもそも何を言っているのかわからない。おそらくスコア500点前後の方はリスニングはほとんど感で解いている感じではないでしょうか。
こういった状態でリスニング問題を解いてもまったく無意味です。まずはリスニング力の底上げをしなければなりません。
そしてこのリスニング力の土台を作る上で最も効果的な学習法が英語の聞き込みなのです。
聞き込みとは
聞き込みは、その名の通り英語を聞いて聞いて聞きまくるトレーニングです。
ただ聞いていればいいのですから、基本的に頭を使いません。ひたすら英語の音にのみ耳を傾けるのです。意味を考える必要がないということです。
この聞き込みをすると英語の音やリズムになれるばかりではなく、自動的に脳が英語に反応するようになってきます。
ただ音を聞いているだけなのにイメージが頭に浮かんでくる感じです。英語を意識的に理解するのではなく、自動的に反応する。
こういった仕組み作りをすることができるのが英語の聞き込みなのです。また、この聞き込みをしてリスニングの土台を作っておかないとあとあと伸び悩みます。
初心者はもちろんですが、伸び悩みを感じている中級者にもおススメの学習法です。
聞き込みの具体的なトレーニング方法
まず30分から1時間程度の音源を用意します。これは英語教材用にアレンジされた教材よりも生の英語を使うことをお勧めします。
おすすめは「ENGLISH JORNAL」です。大体一時間程度のCD音声が付属しています。対談音声、トーク、映画などバラエティに富んでいるのが特徴です。
またCNNなどのニュースを収録した教材もいいでしょう。
それを音源だけをひたすら聞くことです。最低100回は聞いてください。集中して聞いたほうが効果は高いですが、なかなか続かないものです。
通勤通学時やランニング時、インターネットを使っている時間などに聞き流すだけでも効果があります。
ただし、聞き流しを基本にしながらも集中して聞く時間も設けてください。自分の集中力が続く程度の時間で結構です。
聞き流しで2時間、家で集中して15分とか工夫するといいと思います。
一時間の音源を一日2時間聞けば一か月半程度で100回聞ける計算になります。これだけで聞き取り力はかなりアップします。
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