暗唱
その名の通り文章を全部暗唱してしまうことです。非常に効果があるリスニング学習法です。完全に英語音声のパターンを頭にインプットできます。
ただし、最初から暗唱しようとしないこと。あくまで、聞き流し→精聴→リプロダクション+ディクテーション+音読で聞きこんだ音声を暗唱しましょう。1時間くらいの音源から10分くらいをセレクトして暗唱しましょう。たくさんの英文を暗唱する必要はありません。ネイティブの会話を10分くらい暗唱すると英会話に必要な表現は大抵出てくることに気づきます。
暗唱する方法は、まず聞きこんだ音声の中で気に入ったものを10分くらいでセレクトする。または、10分程度の音源を聴きこむ。最低でも100回以上、聴きこみましょう。この時点でかなり頭の中に英語がしみこんでいます。
そのあとでテキストを見ながらひたすら音読しましょう。その時は、覚えようとしなくて結構です。初めは、音声と一緒に音読していって、徐々に自分の力だけで音読するようにします。これを50回から100回程度行います。
上記で自然と頭に英語を刻み込みンだ後に、はじめて意識的に暗記をしていきます。とはいうもののいきなり分全体を暗唱していくのはハードルが高いので、まずはチェックペンなどで、重要な単語やフレーズを塗りつぶして音読する。
それができるようになったら、塗りつぶした周辺の単語も塗りつぶします。そして徐々に英文全体を塗りつぶしていきます。徐々にハードルを上げていくわけですね。
6割程度塗りつぶしてスラスラ音読できるようになったら、今度は日本語訳を見ながら英語に直していくことをします。スラスラ英語が出てくるまで行います。
そして最後に何も見ないで最初から音読していきましょう。この時点でかなり英文を覚えているはずですからかなりスムーズにいくと思います。
英文を丸覚えすると聞くと大変そうな印象を受けますが、何百回と聞いた音声で行うとさほど苦ではありません。リスニングのみならず、スピーキングなどの実力も飛躍的に向上しますのでぜひ試してみてください。
リスニング攻略STEP9(実践編)〜暗唱関連ページ
- STEP1 発音
- 英語の発音トレーニングは、リスニングを攻略するための基礎です。しっかり基礎を固めてからリスニングのトレーニングを行いましょう!
- STEP2 音読
- リスニングの初期段階で英語のリズムや順序に慣れるために音読をすることが効果的です。
- STEP3 サウンドトレーニング
- 英語と日本語では音の周波数が異なります。ここに英語リスニングの難しさがあるのです。いち早く英語の周波数なれれば上達度もアップします。
- STEP4 聞き流し
- リスニングの基本は英語を聞いて聞いて聞きまくることです。聞き流しでいいのでたくさんの英語を聞きこみましょう。
- STEP5 精聴
- 聞き流しと並行して英語の音に集中してリスニングを行う精聴を行うことがリスニング上達に効果的です。
- STEP6 リプロダクション
- リスニングの上達には英語の音を頭のなかで保持してからリピートするリプロダクションというトレーニングが有効です。
- STEP7 ディクテーション
- さらに英語のリスニング力に磨きをかけようとおもったらディクテーションが効果的です。ディクテーションとは音声から文字に書き起こす作業です。
- STEP8 音読仕上げ
- リスニングトレーニングの仕上げに音読を活用しましょう。擦り切れるほど聞いた音源を使い繰り返し音読します。
- リスニング攻略 まとめ
- リスニング準備編から実践編までのまとめです。目次に使ってください。