STEP3 一定の塊で英語をとらえて、発音できるようになる
ひとつひとつの音が発音できるようになったら、今度は、英語を一定の塊でとらえて発音できるようにトレーニングします。
個々の発音をマスターすることはとても大事ですが、それだけでは不十分です。英語は、一つ一つの音がつながって一度に発音されることが多いからです。
個々の発音にフォーカスしていては、いつまでたってもそのような英語を聞き取ることは無理です。英語を全体で聞いて理解することが重要です。
そのようなトレーニングには、「リプロダクション」というトレーニングが効果的です。
このトレーニングは、一定の長さの英語を聴いて、それを頭の中で、または声にだしてから再生することです。一定の長さとは、5語くらいから10語くらいの英語だとおもっていいと思います。
シャドーイングとちがうところは、シャドーイングが英語を聴いたらすぐにその英語を追って自分も発音していくのに対して、
「リプロダクション」は、一定の長さの英語を聴いてから、(一息置いて)、自分で発音することです。
頭の中で一定、英語を保持することができないと、このトレーニングはできません。英語を聞き取った音全体のイメージで頭に焼き付けるのです。
これには「ネイティブスピード」を使うことをおススメします。「ネイティブスピード」は、まさに一定の長さの英語を全体で聞いて、話すことができるようになるために開発された教材なのです。
「ネイティブスピード」の最初の150の例文を徹底的にリプロダクションでトレーニングしましょう!
もちろん他の教材を使ってもOKです。プレーヤーの一時停止を多用しながら挑戦してみてください。
まとめ
STEP3
一定の塊で英語をとらえて発音する /英語発音編関連ページ
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